株式会社テックアナリシス
TEKANALYSIS CO.,LTD

NEWS

プローブ型ラマンによるインドメタシン多形転移のin situ観察

2025/11/30

固体医薬品の結晶多形は,製剤設計・安定性・プロセス制御を左右する決定的な因子です.しかし従来手法のPXRDやDSCは“点”で状態を確認する方法であり,スラリーや撹拌懸濁中で進行する多形転移の途中経過を捉えることは困難でした.
ProbeRamanは,光ファイバプローブを直接サンプルに挿入する設計により,撹拌中・スラリー中・結晶析出途中の状態を非破壊で測定できます.本カタログでは,代表的多形医薬品インドメタシンのα→γ固相転移を実例に,**指紋領域(カルボニル振動 1649/1698 cm⁻¹)と低波数領域(格子振動)**による多形識別と転移追跡を示しました.
実験では,プローブを液面直下に配置し,α種投入後のスペクトル変化を9分スケールで連続取得.Raman = 転移・核生成・競争成長を“線で見る”,**PXRD = 最終固相を“点で見る”**という補完関係に基づき,in situ Raman → ex situ PXRDで転移全体を一貫して確証しています,
調製不要・リアルタイム・非接触という特性は、製剤研究・PAT・プロセス管理において従来法では得られなかった洞察を提供します.
トップに戻る